Koko Taylor
1928年テネシー州メンフィスに生まれる。幼い頃に母を失い農夫の父の元で農場で働きながら教会に通いゴスペルと出会い、ゴスペル聖歌隊で歌う様になる。1953年にトラック運転手のロバート・ティラーと結婚し生活の安定を求めシカゴに移住する。
メイドの仕事をしながら歌手としてクラブで歌い始める。
ある日クラブで歌っていたココに声をかけた大柄な男、この人こそあの偉大なプロディューサーでベースプレヤー、作曲家 のウィリー・ディクソン氏であった。そして彼のプロデュースで(Honky Tonky)と言うシングルをリリース、その翌年にはチェスレコードと契約。
あの名曲(Wang Dang Doodle)をリリースし大ヒットし、一躍スターダムに伸し上がった。
これを期に夫のロバートがマネージャーとなり益々その歌声に磨きがかかり多くの有名BLUESMANとの競演を果たす。
1988年ツアー中に交通事故に遭い、自身も重傷を受け残念ながら運転していた夫を失う。
その後、糖尿病との闘いになるもBLUESの女王としての歌声は衰えず死の間際までその地位は不動の存在であった。
2009年5月19日 消化器不全の出血にて入院、手術を受けるが糖尿病との合併症を起こし6月3日その81年の生涯の幕を降ろした。
彼女の歌声は永遠に世界中に響き続けるでありましょう。
偉大な歌声に合掌!